ベランダ塗装
03ベランダ塗装veranda painting
ベランダには建築時に防水機能が必要で、防水がなければ雨漏りの可能性があります。ベランダ防水は、防水塗料やシートを敷いて床から水を防ぐ工事です。屋根も同様に雨水を受ける部分ですが、傾斜が付いているため水が流れ地面に浸み込まないようになっています。
防水塗装は一度行った後も時間が経つと効果が薄くなり、ひび割れが生じる可能性があります。そのため、住まいの健康な状態を維持するためには適切な時期に防水工事を行うことが大切です。
1ウレタン防水
ウレタン防水は、ウレタン樹脂を使った防水工法のことで、防水塗料を塗り重ねることで、水分の侵入を防ぐことができます。ウレタン防水は、「通気緩衝工法」と「密着工法」の2種類があり、現在は通気緩衝工法が多く使われています。通気緩衝工法では、通気口が空いたシートをベランダに取り付けて、ウレタン樹脂を上から塗装することで、水分の溜まりを防ぐことができます。密着工法は、屋根に水分をとどめてしまいやすいため、現在はあまり使われていません。
2FRP防水
FRP防水は施工速度が早いため、とにかく早くベランダ防水を終わらせたいという要件に合っています。また、耐久性も高いため、長期的に保持することができます。ただし、施工費用は一般的に高めになる可能性があるため、費用面も考慮する必要があります。